#筋肉の力でちょっと前に踏み出せる気がした

ブログ開設後一度も記事をあげることもなくもう2017年もとっくに折り返し。

 

実は去年の年末に見事 鬱の診断をうけてしまい、

年末から3月くらいまでの記憶が結構無い。

無気力な中でも確か12月1月と東京には行っていた気がする。

名古屋にいて死んでるよりかマシと思ったんだろう。

(でも頭が働かなさ過ぎてスケジューリングが出来ず死んで帰ってきた記憶)

 

で、今現在何をやっているかと言いますと、ズバリ(©丸尾末男)

毎日ジムに通っている。

マジでジムにしか行ってない。ジムと家の往復。もう通勤してる。しかも多い時で週6。社畜かよ。

 

 

鬱で死んでいた間、東京に行った以外は引きこもっていた記憶しかない。

誰にも会いたくないし、やりたいこともない。やらなきゃいけないことは何故かできない。毎日酒を飲み続けているので常にアルコールが抜けておらず、ただでさえ何も考えられない頭はどんどんダウナーに入っていく。最悪の食生活で胃も気持ち悪い。毎日やることはないからNetflixを観る。でも観たいわけじゃない。ただただリストをスクロールする。クリックしては戻って、再生しては止めて。観てない。何が見たいのか、何がしたいのか、今何をしているのかもわからないのが4か月間続いた。

 

そうして3月末、桜の開花予想がテレビから聞こえてきた時、ちょっとした焦りを感じた。「もう春なんだ」

まだ人に会いたくないし仕事ができる状態じゃない。

でも毎年自分らしさが一番発揮できる夏をこのまま無駄にしたくない。

今自分がしなきゃいけない事の中でできることは何かを考えたときに浮かんだのがダイエットだった。元々太っていたが引きこもり生活で更に太っていたのだ。

毎日セブンイレブンの白ワイン(キンタラス・カブラス・シャルドネ めちゃくちゃコスパがいい)を1~2本開けて自炊ゼロのジャンクな食生活をしていたら身長163cmで70kgを記録!!!

 

そもそも退職を決めた際、漠然ともう会社員になるのは止めようと考えていたから、一人でやっていくなら(そうでなくても)痩せて健康的になるのは絶対条件だと思った。特に女性の場合は。

最寄りのスポーツクラブに入会し、筋トレと食生活の改善に同時に取り組み始めたのが4月の頭。あれよあれよとのめり込んで、9月2日現在-8㎏。

 

トレーニングを始めて一番感じたのが、体重を落とすという目標以前にマインドがものすごく変わったことだ。

フィットネスビキニの安井由梨さんが自身の歩みを「小さな階段を毎日上っていたら頂上に立てた」とおっしゃっていたが、筋トレはまさに毎日の少しの努力の積み重ねを体感できる。

毎日小さな挫折や小さな達成感を感じつつ、続けることで確実に成果が見て取れ、小さな自信につながる。よく考えたら何かをきちんと継続した経験の無い人間の私にとっては筋トレを通して人生のなんかが見えてるように感じた(こうやって書くとなんかキモ怖い&なんかって分かんないのかよ)。起業塾などで「小さな成功体験の積み重ねが自信につながり、大きな成功へのステップとなる」とかいいますが、まさにそれ。

マジで筋肉は裏切らない。

 

もう一つ印象的なのは、皆が応援してくれたこと。

たまに会う友人たちが「痩せたね」「頑張ってるね」と声を掛けてくれるのが凄く嬉しかった。

始めたときは、太った自分がちょっとした努力をしているのがなんでか恥ずかしかった。でも実際は馬鹿にする人なんてほとんど居なかった。

一生懸命やってると皆が応援してくれて、もっと頑張れるんだな~なんて、きっと小学生でもわかってるようなことが32にして、染みた。(これはきっと私と親の関係が絡んでいると考察しているので、また別の記事に。)

 

私にとって今の生活は、自分を好きになるためのトレーニングになっているように思う。身近な人間である親に否定され続けてきた事の弊害はあまりに大きい。

でも筋トレやってるうちにどうでもよくなるんじゃないかって気がしてる。